評価:4.5
子供の入学でスマホが必要になったので【UMIDIGI F1】を購入しました。
前回は母のスマホデビューで同じメーカーの【ONE PRO】を購入したのですが、レビューを書いてる時点で【F1】が発表され、ミドルクラスのスマホを選ぶとなると、トータル的にみてUMIDIGIのスマホ以外魅力を感じないので、再びUMIDIGIスマホのレビューです。
現在Amazonの公式ストアで普通に販売してますので、今回はAmazonで購入しました。
UMIDIGI F1のパッケージ内容
- サンクスカード
- マニュアル(英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、フランス語、日本語)
- SIMピン
- 本体(保護フィルム、背面カバー装着済)
- USBケーブル(タイプC)
- 充電プラグ(日本仕様)
※ディスプレイのフィルムを剥がす際、気を付けないと下の保護フィルムまで剥がれるので注意して剥がして下さい
外観
下 左より、イヤホンジャック、マイク、USB挿入口、スピーカー
上 マイク
【ONE PRO】では上下スピーカーとなっており、小さい音が出ていました。
【F1】では構造的には同じですがスピーカー機能は無くなったようで、あくまで個人の体感ですが、【ONE PRO】よりも音が悪くなった気がします。
右 上 ボリュームボタン 下 電源ボタン
公式ではトワイライトというグラデーションカラーで、キレイなはずなんですが、
屋内で写してもパッとしませんが、
外で写すとガラス仕様でキレイです。
ケース使用が勿体無い気がしますが、傷付いた時の絶望感がハンパないと思うので、ケース使用で使います。
スペック
OS | Android 8.1 |
Soc(CPU) | MTK6763 Octa Core 2.0GHz |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
ディスプレイ | 5.86inch、1520 x 720Pixel 19:9ディスプレイ |
カメラ | フロントカメラ 16MP バックカメラ12+5MP |
SIMカード | DSDS nano+nano microSD(TFカード)最大256GBまで対応 |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n |
2G | GSM 2/3/5/8 |
3G | WCDMA 1/2/4/5/8 |
4G | FDD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26 TDD-LTE 34 /38 /39 /40 /41 |
Bluetooth | V4.2 |
バッテリー | 3250mAh リチウムイオンバッテリー取り外し不可、9V2A急速充電対応、15Wワイヤレス充電対応 |
GPS | GPS、A-GPS、Glonass |
センサー | 周囲光センサー、Eコンパス、重力(加速度)センサー、ジャイロスコープ、近接センサー、 |
カラー | トワイライトカラー、カーボンファイバー |
サイズ | 148.4 x 71.4 x 8.3 mm |
重さ | 180g |
音楽フォーマット | AMR、MP3、WAV |
画像フォーマット | GIF、JPG、JPEG、PNG、BMP |
ビデオフォーマット | WMV、ASF、MPEG4 |
MS Officeフォーマット | Excel、Word、PPT |
その他 | 多言語(日本語)対応、Google Playストア対応、指紋認証、顔認証、TypeC、背面ガラス仕様、NFC(日本の電子マネー等対応不可、海外決済利用) |
起動・設定
お約束のメーカーロゴの後に
普通のAndroid8.1なので起動後、
日本語指定でスムーズに設定出来ます。
既存のアカウント載せて
足りないアプリをGooglePlayのライブラリからインストールして、LINEの引継ぎして、とこのくらいで旧スマホとほぼ同じに使えます。
旧スマホでバックアップアプリを使用していたなら、もっと楽に復元出来ると思います。
余分なアプリは入っていません。
ユーザーインターフェースは、特別なUIが入ってるわけではないので、基本操作で普通に使えます。
メーカーオリジナルUIがお好みの方には不向きです。
対応周波数(バンド)について
ドコモはBand6(FOMAプラスエリア)は非対応 ソフトバンクは全て対応
ドコモは、通話に使用するBand6(3G)は非対応なので、このエリアでの通話がメインとなる方は不向きです。
LTEは全て対応しています。
NUROモバイルとQTモバイルのドコモ回線(多分Band1帯)SIM挿してテストしましたが、通話、LTE共に普通に使えました。
ソフトバンクは3G、4G共に全て対応しています。
auはBand全て対応しているが・・・
かつて色々な機種で、Bandが対応していても、提供エリアで繋がらなかった例もあります。auは特ににそうでした。
この機種は、某サイトでは検証の結果全てOKだったという結果も出ています。
お使いになる地域と対応Bandを、よくご確認下さい。
ドコモ、au、ソフトバンクのHPで地域の対応Bandが確認出来ます。
※あくまでも自己責任でお願いしますm(__)m
バッテリー
3250mAh(取り外し不可) 一般的には十分強いです。普通に使っていれば1日以上もちます。急速充電対応。
UMIDIGI Q1という専用充電器もあります。
カメラ
背面カメラ 1200万+500画素
背面カメラは高性能を謳うスペックのモノより劣りますが、普通にキレイに撮れると思いました。
スペック的にも価格的にも、いわゆるボケっぽく撮れる、仕様という感じです。
普通に撮ってこの状態の写真を背景ボケにしてみました。
F値のスライドバーがあるので、少しずつ低い値にしていくと段々背景がボケ始めて
確かにボケますが、かなり怪しいwそれに近くに物(左上の鉢)があると中心の絵がボケない。
ということで、邪魔な左上の鉢を遠ざけて撮ってみました。
対象となる花を手前に動かしてみました
この位置ですと、他の物が入ってボケにくくなるので、入らないように近づいて撮ったら
なんとかそれっぽく撮れましたw
これも中心の花以外は軽くボケてます。
手持ちのミドルスペックのスマホ2台は、F値の調整が出来る機能が無かったので比較はできませんでしたが、
高性能カメラをご希望の方にはオススメ出来ませんが、普通にキレイに写ればOK!という方は全然大丈夫です。
解像度は、4K以下のフルハイビジョンが1920 x1080、ONEPROは1520 x 720なので、スマホやパソコンで見るなら充分です。
前面カメラ 1600万画素
前面カメラ1600万画素!
ミドルレンジの中華スマホでは良い方です。
実際画素数の高さは実感出来ます。
デフォでお肌が軽く白く見えるせいか、母親はお気にいりで、顔認証の度にニッコリしていますw
この機種もビューティーモードは非搭載なので女性の自撮りには不向きです。今ではいくらでも盛れるアプリがあるので、そんなに気にしなくてもいいかと思いますがw
パフォーマンス
2Dゲームなら全然余裕
不覚にもAnTuTuスコアの写真を撮り忘れました。数字的にはあまり高くなかった記憶はあるのですが(汗)
SocはMTK6763(Helio P23 下位バージョンの2.0GHzタイプ)
某サイトによれば、6万5千点〜7万5千点の範囲でスコアが推移しているようです。
現在使用中のスマホ(2台ともミドルスペック)、Android7.0のベンチ5万5千、8万2千のスマホと比べても、パズルゲーム(パズドラのような)、音ゲー(シャニライ)、むしろ快適に動きました。
最近の傾向としては、解像度を落としてパフォーマンスを上げるのだそうです。
ディスプレイ
解像度が高くないわりにディスプレイがキレイ
正直な感想です。
普段から解像度の高い、高スペックスマホを使用中の方には、そう思えないかもしれませんが、手持ちの1920×1080FHD画質のスマホより全然キレイです。
ミラーリングでTV画面に映したら、解像度の低さが目立つかもしれませんが、スマホで利用するなら粗さは感じません。
19:9の縦長タイプ 5.86インチ 画面が小さく感じる
スマホを選ぶ基準に、持ち運びや、片手操作を重視する方に向いている、縦長タイプです。
インチサイズでいうと画面がデカそうに思えますが、実際小さく感じます。
例えると、地デジ移行前のテレビと、現在のテレビとの違いに似ています。
昔のアナログテレビとの比較表ですが、縦の高さにご注目
多くのスマホで採用されている画面比が、16:9
例えるならUMIDIGI ONE PROはこうです。
今となっては懐かしい話ですが、当時、
「今までと同じインチ数のテレビだと、画面が小さく見えますよ〜」
と盛んにアピールしていたのを思い出しました。
真ん中がONE PRO、左は6.44インチスマホ、右は5.5インチスマホです
実際縦使用だと、縦に入る情報量は多いですが、両サイドがタイトな感じがします。慣れと好みで解消出来ると思いますが。(私のお気に入りは左の画面がデカイやつです)
ゲームが縦長画面に対応していない場合がある
私がメインでやってる2つのゲームは、どちらも対応していませんでした。
横画面使用のゲームでは両隅に黒余白が出てしまい
縦画面使用のゲームでは上下に同じように余白が出てしまいました。
設定画面で余白を埋める機能があるのですが、
Concave area display controlというメニューの中に、余白埋める埋めないを選択出来る機能があるのですが、余白が出来ないようにすると
このように画像比率がおかしくなります。(下の緑の〇が縦長の楕円になってます)やっぱりなんか変w
スピーカー
公式ではステレオスピーカーと紹介されてますが
確かに上下から音は出ていますが(上の音は小さい!)、同じ音質のモノが出ており、ステレオにありがちな、左右違う音が出る、という感じではありません。
音量が大きいのと、今まで聞いたミドルスペックスマホの音質の中では、一番良いのですが、モノラル音を上下から出しているのかなと思います。
ロック解除
指紋認証は 電源ボタンに触れるだけ
比べるのが所有のミドルスペックで申し訳ない気がするのですが、今まで所有してきた中では(これで4台目)一番イイ!
速くて正確で、連続10回ロック解除成功したので、個人的にかなりテンション上がりましたw
指紋認証は電源ボタンに軽く触れるだけです
顔認証 電源ボタンを一瞬押す
これも速い!
顔認証してます!的な画面が一瞬出ますが、すぐロック解除します。
顔認証は電源ボタンを一瞬押すと、認証画面が出ます
顔の前にスマホ構えてボタンポチッ。暗い場所では使えません。
付属のケースを手帳型に利用してみました
今回偶然にも買った手帳型ケースが、↓こういうモノでした。
商品説明にはONE PRO専用、とあり、模様も母親が気に入って購入したのですが、真正面からの写真しかなく、届いてみたらハメ込み式ではなく貼り付け式。
どうやって使うんだこれ、と以前から思ってましたが、今回付属ケースが付いてきたので、それごと貼り付けることにしました。
付属ケースのクオリティが悪くなかったですし、そのまま使うのに不便もなかったので。
各ボタンに対応しているのはもちろんですが、音量ボタンが+−別れていたので便利でした。
これを貼り付けて
こうなりました!
ケース背面のカメラとフラッシュ穴はピッタリだったので(そういう意味での専用ケースってこと?)普通に手帳型ケースの出来上がりです。
最後に
ニーズに合えばお買い得
私的には、縦長画面が思ったよりも使いづらいと感じたくらいで、特にケチを付けることも思い当たりません。
普段からミドルスペックのスマホを使用しており、お値段的にこれだけのスペックなら上等かと。
お高いの1台よりも、ミドルスペック3台(スマホ2、10インチタブレット1)が私のライフスタイルには合ってますw
2つのゲームのイベントが重なると、同時に2台可動、常時2台動かせないと困りますし、その間他の事をやるのに(office文書の編集等)、10インチタブレットを使用する、という感じです。
学校役員やクラブチームの連絡やLINEがバンバン来て、そっちに時間とスマホを取られると、イベントを走ることが出来なくなるので(とっても困る)、複数台所有の為には我が家の経済状況を考えるとミドルスペックが限界です。
実はAmazonに直営店がある
GEARBESTで買ってから気がついたのですが、何とAmazonに直営店がありました。
「UMIDIGI日本公式ショップ」
という名前で。
お値段もGEARBESTのセール価格よりも1000円、2000円プラスくらいで買えて、2年保証付となってました。
他機種のスクショですがこれも2年保証付いてます。
やはり他機種ですが、1年メンテナンス保証、となっている機種もありました。
「UMIDIGI日本公式ショップ」の保証ポリシーを見る限り、初期不良30日間、メーカー保証1年付いてます。
モノによっては、GEARBESTがセールやってないと、Amazonで買った方が安くなることもあります。
他にもGEARBESTで見るようなメーカーが直営店を出していますので、気になる機種、メーカーは、一度調べてみてはいかがでしょう。他メーカーは、楽天市場に直営店がありました。
海外のショップでも販売されています。
海外通販GearBest:UMIDIGI ONE PRO
余談
母親用に買ったこのスマホですが、フォローしながら1カ月は様子を見ようと思ってました。
私の立てた予想はこうです。
- 母親が1カ月経ってもスマホに慣れず
- 私のところに「やっぱり無理だった」と言ってくる
- 不要になったONE PROを安く買い叩くw
ですが、使い始めて2週間くらいは泣き言を言っていた母親も、1カ月経過するころには質問はすれどボヤかなくなり、今では
「じゃあ、Googleで調べてみる!」
ガラケーでさえうまく使えず、使用中もボヤいてばかりだったウチの母親の口から、Googleなんてワードが出てくるなんて思いませんでしたw
(スマホの方がガラケーよりも多機能で使いやすいと思うので勧めたのですが)
私のところにONE PROが来る可能性はほぼゼロになりました(母親の成長は良い事だがチョット残念)
以上【UMIDIGI ONE PRO】のご紹介でした。
海外のショップでも販売されています。
海外通販GearBest:UMIDIGI ONE PRO
\ 11月21日限定 /