今回は、ちょっと変わったオーディオプレーヤーが届いたのでご紹介したいと思います。
小型でありながら2インチ、ディスプレイ搭載で、 対応音源 WMA、FLAC、OGG、ACC、MP3、AIFF、DSD、APE、ALAC、WAV、CUEと数も多く、ハイレゾ対応、OTG搭載でHiFi超高音質のオーディオプレーヤーになります。
ハイレゾ対応で、よく見かける コノ表示が無い商品はたくさんありますが、この表示を付けるにはいくつかの条件が有り、その一つに日本オーディオ協会に加盟しているという条件があるみたいです。
この表示が無いからハイレゾは聴けないというわけではないです。

その他には、OTG対応でスマホから音楽をコピーなどもできると思いますので、使い勝手、音質、機能など見ていきたいと思います。
まずは、スペックから

スペック
商品名 | AGPTEK H50 |
サイズ | 61mmx49mmx15mm |
重量 | 75g |
ディスプレイ | 2 inch |
カラー | ブラック |
無線 | 未対応 |
OTG | 対応(Andriodのみに対応) |
充電時間 | 1時間 |
最大再生時間 | 約15時間 |
対応形式 | WMA、FLAC、OGG、ACC、MP3、AIFF、DSD、APE、ALAC、WAV、CUE |
スペック的には、よくあるMP3プレーヤーに対応形式が多くなり、ディスプレイ搭載などでBluetoothは未対応の為3.5mmイヤホンジャックで使用になります。
開封
ブラックで15x10mm程の箱に入ってます。

裏面には商品の仕様などが書いてあります。

オープン!箱に対して本体があまりにも小さくて驚きました。
本体サイズは、61mmx49mmx15mmと正方形に近い形です。

付属品
左から、本体、説明書、ポーチに充電ケーブル

説明書
しっかりとした日本語の説明も書いてあります。

充電ケーブル
充電用ケーブル MicroUSB 、PCなどから 曲をコピーするのにも使えます。

ポーチ
付属品のポーチも入ってました。

USBアダプター
OTG対応なのでスマホからコピーするときなどはコレがあると便利です。

本体詳細
正面は、ほぼディスプレイになっていて、本体はアルミにツヤ消しブラックとなってます。

各操作ボタン
操作ボタンは下記画像のようになっていて⑥は回転式の操作兼、決定ボタンになっています。
電源ボタン、曲送り、戻りボタンなどは、カチッと押した感がしっかりあり、操作しやすいです。

本体左側
ディスプレイから見て左側には、曲送り、曲戻り、項目を戻るボタンとリセット用の穴が開いています。
リセット時は、先がとがったもので穴の中に差し込み10秒押し続けるとリセットされます。

本体右側
本体右側には、360度回転式の各項目選択ダイヤルが有り、項目選択後の決定は、コノダイヤルを斜め45度の位置で押すことによって決定されます。

本体上面
本体上面には、3.5mmイヤホンジャックに電源ボタンが有ります。
電源ON、OFFは、電源ボタンを3秒長押しで、5分位使用しないと自動で電源がOFFになります。

本体底面
底面には充電兼データの送受信ポートに、マイクSD挿入口

初期設定
電源ボタン長押しでONになり画面にレコードのような画像がでてきます。

初期設定から言語の設定で日本語を選択

初期から日本語はありますので問題はないです。

言語の設定が終わると下記画像の初期画面になります。

上記画像から各種設定、曲の再生等を行います。
本体裏側のダイヤルを回しダイヤルを斜め方向から押すと決定になります。
ダイヤルを回して項目を選択
画像の角度からダイヤルを押して決定
設定項目
設定項目では、言語、再生リスト作成、ブライトネス、バックライトタイマー、スリープタイマー、Power Off、本体情報など

ブライトネス
画面の明るさ調整で、音量UP、Downボタンで変更
11段階有りますが殆ど明るいか、暗いしか変更されません。

バックライトタイマー
バックライトのスリープモード時間設定です。
10秒、20秒、30秒、常にオンから設定できます。

スリープタイマー
寝てしまったときなどのためにタイマーのセットが可能です。
セット時間は、1分~120分まで選択可能

情報
本機種のモデル、バージョンが表示されます。
一応アップデートもあるみたいですが、メーカーが今後対応するかは不明です。

再生設定
ダイヤルで再生設定を選択後ダイヤルを押して決定

再生設定項目は、シャッフル、リピート、デフォルトの音量設定が可能です。

プレイリスト
ダイヤルでプレイリストを選択後決定ボタンでリスト表示されます。

プレイリストは、プレイリスト1~3まであり、好きな曲を3つにフォルダ分けができるようになってます。

イコライザー
イコライザー項目を選択で各種設定が可能です。

カスタム
カスタムは自分の好みに合わせて選択可能、ダイヤルで設定場所を選択し音量ボタンで調整です。

テクノ

クラッシック

ジャズ

ソフト

ポップ

ロック

と以上の設定ができますが、実際聞いてみた感想としては、正直あまり効果はないです。
カスタムで調整をしてみましたが、音が大きくなるか小さくなるかの違い程度と少し残念なかんじです。
フォルダービュー

フォルダービューではSDカード内のフォルダーを表示できますが、音楽フォーマットのみ対応なので、他のフォルダーを開いてもファイルが有りませんとなります。

Musicフォルダを開くとSDカード内の曲が表示されます。

音楽分類
音楽分類項目では、すべての曲、アーティスト別、アルバム、ジャンルのフォルダ分けがされます。

この項目は聴きたい曲を分類された項目から選んで再生するだけで、アーティスト情報などが無いと No Artist と表示されます。

音楽
音楽項目に関しては、単純に音楽の再生をする項目になります。

以上が、各項目の説明になりますが、すべての操作はダイヤルを回しダイヤルを斜めに押して決定とシンプルで、操作がしやすいです。
ダイヤルを回す時に少し力が入りすぎると押してしまう時が有るのが少し気にはなりますがやりにくさは無いです。
OTG機能
OTG機能でスマホからプレーヤーSDカードに曲のコピーが行えます。
付属のUSBアダプターをスマホに取り付けケーブルをプレーヤーに接続するとスマホがSDカードを読み取ってくれます。
下記画像の赤枠部分が読み込んだSDになります。

接続した状態が下記画像になります。
曲の移動、コピー等はファイルマネージャー等でコピペすればOKです。

下記画像が曲を追加前でスマホ本体に入っている曲をコピーしてSDカードペーストします。

曲が追加されれば下記画像のように2曲あった音楽が3曲になっています。
外出時など友達から曲を貰いたい時などは便利かもしれませんが、自宅にいるときなどはPCで行ったほうが早くて楽です。

音楽を聴いてみた
最初に気になったのが、どの曲を再生してみてもジャケット写真がでてこない…
でてくるのは下記画像のレコード画像のみで、設定項目も無いのでジャケット写真を表示させるのは不可のようです。

ということで下記画像のような表示は不可となります。

音楽を聴いてみた
実際に音楽を聴いてみました。
WMA、FLAC、OGG、ACC、MP3、AIFF、DSD、APE、ALAC、WAV、CUEと多くの形式に対応しているので、たいていの音楽は聴けないということはないと思いますが、定番のMP3と、ハイレゾ FLAC形式での視聴、イヤホンは、iPhone 純正、HTC U12+純正のハイレゾ対応イヤホン、ヘッドホンは、Beats by dr,dre を使用してみました。

結論から申しますと、HTCとBeats に関しては凄くイイ音です。
スマホ本体で聴くよりは確実にイイ音ですが、イコライザーが全く変化がなく、ここだけが残念なかんじです。
iPhoneのイヤホンに関しては、いたって普通なので、イヤホン・ヘッドホンに左右されることはあるとは思いますが、音に関してはイイとおもいます。
最近は、Bluetoothでばかり音楽を聴いていたので有線で聴くとよりよく感じでしまうのかもしれません。
まとめ
小型で対応形式も多くOTG対応で音質も良くとてもいいと言いたいのですが、イコライザーが意味をなしていないのとメモリが本体にはなくmicroSDだけで、本体に数十GBくらいのメモリが有ってもよかったのではないかと思います。
あと値段ですが、今日の時点で(2018年8月6日)6,998円と、約7,000円をだしてこれを買うかというと少し考えてしまいます。
コンパクトで、電話と音楽が別に使えるのはバッテリーの持ちなどを考えるとすごくいいのですが、値段をもう少し落としてくれたらいいと思います。
操作などに関しても決して悪くはないのですが、スマホに使い慣れてしまうと、どうしてもスマホのミュージックプレーヤーのほうが楽で、結果的に音楽はスマホでいいやってなってしまいそうです。
単純に音楽を聴く分にはイイのですが、これに7,000円の価値を求められるかというと微妙です。
最近はスマホの性能が良くなったので、コンパクトカメラや音楽プレーヤーを持ち歩く人が減ってきていますが、デジカメや音楽プレーヤーの性能が悪いわけではなくスマホの性能が良すぎるのかもしれません。
以上、AGPTEK デジタルオーディオプレーヤー でした。
\ 4月2日限定 /
ジャケット表示はジャケットサイズを500X500程度に調整しなければ正常に表示されます