夏のレジャーは楽しいけれど、困るのがスマホやwifiの充電切れ。
外出先でもサクッと充電できるように、大容量モバイルバッテリーを試してみました。
選んだポイントは3つ。
- 大容量
- 高速充電
- 男性っぽい見た目で、大きすぎないこと
では、早速詳しくレビューします。
スペック(概要)
電池容量:10000mAh
重量:240g
サイズ:1.6 x 6.7 x 13.4 cm
特徴:2本のケーブルで急速充電可能(後述)、デジタル表示で充電量が分かる、ヘアライン加工(表面)
皆さん思った事ありませんか?
こういったガジェット一般に、性能は本当に正しいのか?
幸い、電池容量は素人でも検証できるので、手持ちのスマホを使って、記事後半で、実証実験をしてみたいと思います。
開封
検証の前に、まずは開封。
こんな感じで商品が届きます。スマホを縦長にしたような感じです。
開けてみます。シンプル。本体表面にヘアライン加工されているのが分かりますね。
全部、取り出してみます。スマホと接続するためのケーブルと説明書、合格証が入ってました。
ちなみに調べてみると初めからマックス充電されてます。10000mAhと容量が多く、充電にも時間がかかるので助かります。
商品正面。充電容量に自信があるのか、10000mAhと印字されてます。
正面の側部には何もありません。
端子類はこちら。短側面の片側に集中してついてます。
1度に2つのアイテムに同時充電できるように、端子が2つ(大きい方の端子)。
小さい方の端子は、モバイルバッテリー本体への充電用です。
2つあることで、充電速度が2倍になり、
2Aのケーブルを使うことで充電速度が2.5時間まで短縮できるようです。
(通常の1Aを使って1本で充電すると、約10時間・・・大容量バッテリーとはいえ、萎えますね)
反対側には端子は何もなし。
商品としては、長方形の箱に、1つの側面にだけ端子が並んでいるとイメージしてもらえると分かりやすいかと思います。
商品パッケージを確認し終わったので、早速、本当に10000mAhも容量があるのか?検証に移りたいと思います。
電池容量を検証する
10000mAhとうたっているこの商品、本当に10000mAhあるのか?
実験してみます。
私の使っているスマホ、充電容量4000mAhです。このスマホを充電します。
まず、充電前、スマホ本体はこの充電量。写真上部に20%と出ています。
ということは、このスマホには残り800mAhしか電池が残っていないことになります。
そして、いざ、充電。スマホと繋ぎます(繋ぎながら写真を撮ります)
途中経過①
80%表示なので、2000mAhスマホ側へ充電されていることになります。
スマホ側はこんな感じ。計算上だと、70%ぐらいになってないとダメですが、66%でした。
まあ、許容範囲ですね。
ただ、スマホ側への充電の際は、急速充電されてないので、時間がかかります。満充電まで、待ってられないので寝ます。
朝起きてみると、バッテリー残56%。
計算上、4400mAh充電された数字です。(私のスマホは最大でも4000mAhですが・・・)
自然法電などを考えても、少しバッテリー残量が足りないような???
バッテリー容量に対する考察
途中経過での状態なども含めると、10000mAhを謳った商品ではありますが、
実際のところ、8000~9000mAhといったところかな?と思います。
急速充電の検証
通常、この手の大容量バッテリーは、大容量になればなるほどバッテリー本体の充電に時間がかかります。(当たり前)
このバッテリーも、一般的な1Aケーブルでチャージすると10時間かかります。
でも、このバッテリーは、2Aケーブル、それも2本同時に充電できるので、2.5時間で満充電可能。
そのために、充電端子が2つあるわけですね。これも、本当か?実験してみます。
まず、2A対応ケーブルを2本用意。こんな感じで差し込みます。
下の写真見て頂くとわかりますが、コンセント部に2.0Aと出てますね。
2.0Aケーブル2本で充電。充電開始時間は、11時半。
計算上、1時間30分もあれば満タンになるはず。1時には満充電のはず。
途中経過①
30分経ちました。進んだのは8%分。なにかペースが遅い様な??
途中経過②
予定時刻の1時を過ぎても、92%・・・。
途中経過③
この後、急速充電の安全性のためか、2.0Aでの充電が徐々にスピードダウンし、
写真のように、0.7A程度まで絞られていきます。
最終的に、99%までは充電が増えるものの、そこからは変わらない状況だったので、2時半で打ち切り。
検証結果
充電容量
10000mAhを謳うものの、私の検証結果では、おおよそ8000~9000mAh程度と推察する容量。
これでも、十分、大容量だと思うんですけどね。私の個体は外れ個体だったのか?
充電時間
実質2時間で、45%程の充電能力。ケーブルの品質などもあるかと思いますが、メーカーさんが謳うほどの充電能力は無し。
恐らく、満充電に5時間近くかかるかと思います。寝てる間に満充電が現実的なところだと思います。
マトメ
バッテリーの容量としては、大容量ではあるものの、ちょっとサバ読み感を感じます。
車のカタログスペックのようなものでしょうか?
充電するための時間は、大分と時間が掛かるので、寝てる間に充電するものと割り切って購入するぐらいの気持ちの方が良さそう。
\ 11月24日限定 /