愛煙家の私、いかにコストを抑え、他人に迷惑をかけず、タバコを楽しむために絶賛模索中です。
2カ月前にペン(チューブ)型を手に入れて以来、紙巻きタバコ(いわゆる普通に火点けて吸うタバコ)と併用して、コスパ良し、吸い心地良しとなかなか快適な喫煙生活を過ごしてきたのですが今回はMOD、とかBOX型とかいわれる本格的なVAPEをご紹介いたします。
外箱・外観
液晶が傷付いてるのが少し気になりますがw
ゴツゴツした感じのMODが多い中、全体的に丸み帯びてオシャレな感じがします。
付属品
左上より
- 充電用USBケーブル(Type-B)
- コイル×2
- デッキ
- ドリップチップ(マウスピース)×2(樹脂製)
- クリーニングクロス
- タンク(ガラスチューブ)+本体(バッテリー部分)
- 日本語マニュアル
スペック・特徴
- 充電時間1~2時間(バッテリー容量:1300mAh)
- 可変W(ワット)数 5~40W
- 標準対応抵抗値 0.2~3.0Ω
- スピッドバック防止ドリップチップ
- ガラスタンクに外側カバー付きでリキッドによるダメージも、割れの心配も無く安心
- 本体とアトマイザー分離型、510規格、タンク22mmで互換コイル、アトマイザー豊富
- コイル、アトマイザー等の消耗品以外(下の本体)1年保証
パーツ組み立て
後でリキッドを入れる前にまたバラしますが一応。
デッキとコイルを付けます。しっかり締めて。
本体とタンク
最後にドリップチップを付けて全部合わせて完成。
本体設定の前に
本体の設定をします。
とりあえずそのままでも吸える設定にはなっているようです。(後から気付きました)
電源を入れるとボタンを押さなくても加熱が始まるのでリキッドを入れないとコイルが焦げます。
タンクを外して本体のみで設定して下さい。でないと
こうなります!(涙)
早速やってしまいました・・・この時点で軽く心折れました。こうなると使えません。予備が付いてて良かった。
VAPEのお約束
リキッドが入った本体は寝かさない
電源のON・OFFはボタンを素早く5回連打
回して開け閉めするものは押しながら回す
機種によって違うものもあるようですが、特にリキッド関係は漏れを防ぐために押しながら回して開ける仕様の物が多いです、この機種のデッキは閉める時も押しながらです。
本体設定
《基本操作》
メニュー表示(+、-ボタンで移動)、決定(電源ボタン)
上の部分は取って本体だけで設定して下さい。
電源オンの状態で電源ボタン(メインのQの刻印があるボタン)3回連打で設定モードに移行します。
【TCーMODE】
添付のコイルはSS316Lなので+-ボタンで表示して決定。他のチタンTi、ニッケルNiはコイルを対応の物に変更した時に。
次に「UNIT F」華氏「UNIT C」摂氏(私はこっち。℃表示の方がしっくりくるので)の設定。
【SYSTEM】
- SCREEN 右、左、ノーマル、ステルスの切り替えが出来ます。左とノーマルの違いは判らず
- TEMP COMP 本体と外気の温度差を無くし使用可能までの時間を短縮します。私は屋内使用、エアコンありなので15に設定
- SENSITIVITY 数字が高いほどコイルが早くイカレるらしいのでデフォルトの8で
- COUNT 喫煙回数と時間の確認、リセットも
【POWER MODE】
この先に選ぶメニューが無く、決定で戻ると通常温度数字が一番メインだったのが、W(ワット)がメインに変わりました。表示切替モードのようです。Wか温度か使い方次第で
本体温度・W(ワット)数の設定
電源が入った状態で+-ボタンで本体温度設定
電源が入った状態で電源ボタンと+ボタン同時押し、HOLD TO CHG PWRと表示されW(ワット)の設定、+-ボタンで希望のW数に設定
標準的なVAPEの設定
本体温度 200~250℃
W数 コイルによる
この機種に付属のコイルは 15~30W
この機種での最低限の設定
確認の意味も含めて
コイル SS316L
華氏(デフォでこの表示)がわからなければ摂氏に
爆煙仕様なら 250℃(コイルは長持ちしないらしいけど)、30Wで
使ってみよう
組み立て
- コイルに2、3滴リキッドをたらしデッキと組み合わせドリップチップを下にして置く
- 本体とタンクを組み合わせる
リキッド注入
お約束としてリキッドのフタは押しながら開けて下さい
ペン型と違って神経使ってリキッドを入れなくて済みます。
ガボっと入れてギューってタンク横のMAXの線の2mmくらい下まで入れます。
それからコイルとデッキのセットを合わせます。押しながらキツめに閉めます。そして10分くらい放置。
VAPEの使い方
電源ボタン押している間だけミスト(霧、煙)が出るので吸い込むタイミングもほぼ同じですが、吸い込むよりも若干ボタンの方が早いです。吸い込む時にリキッドの粒が口に入ってくるようなら、ボタンから指を離して1秒弱吸って残っているミストも吸って下さい。
今回使用したリキッドは私の大好きな
KAMIKAZE スーパーハードメンソール(PG30%VG70%)
以前入手したペン型VAPEで現在も愛用中です。
爆煙仕様について
一般的に、Ω値が低く、高い温度で高いW数、リキッドのPGとVGの配合がVG70%以上のモノが爆煙を出しやすいようです
超爆煙、モンスター級となると、Ω値が0.2切っていたり、W数が余裕で100W以上だったり、コイルが何個もセットされてたり、結構信じられない数字だったりします。
この機種は付属コイルが0.5Ωなので、VG値がそれなりにあれば普通に爆煙出ます。
ちなみにこれは同じスーパーハードメンソールをペン型でやってみた煙です。そこそこ出ます。
こちらはMiniQ
ちょっと爆煙を意識してやってみました
結構おもしろいです(笑)
このリキッドは味わうタイプの物ではありません。高出力でメンソールの喉越しを楽しむ感じです。低出力でもやってみましたが味が出たらイマイチでした。
VAPEの楽しみは高出力の爆煙だけではなく、低出力によってリキッドを味わうという楽しみもあります。
《細かい設定は機種とリキッドの特性と個人のお好みで》という前提と、私的な表現で
【高出力】煙の量が多い→リキッドの気化率が高いのでミストの粒子が細かく口内、喉、鼻の粘膜から味わう感じ。タバコの味わいに近い感覚
【低出力】煙の量が少ない→リキッドの気化率が低いのでミストの粒子が荒く、喉に行く前に味が舌に乗る。高出力よりも味覚に味が来る
そこで味重視ならキャラメルというかクッキーというか、ストックしていたスイーツ的なリキッドで試すことにしました。以前の感想はこちら↓
ペン型はタバコ代わりとして利用しているので、クッキーはタバコの感覚とは合わなくてほとんど使用していなかったのですが、今回再び登場!さてどんな味わいになるのか・・・
WOOKEY COOKIE(PG40%VG60%)
ハッキリ言って超ウマイ!
マジでヤバイ。ペン型の時にちょっとナメてた。ごめんなさい。ヤミツキになりそうでしばらくず~っと吸ってました。アメをなめているようで離せなくなりました。
このレビュー作成中にリキッドが無くなってきたので他のフルーツ系も試してみました。
GROVY VAPE マスカットメンソール(PG60%VG40%)
これも美味しかった。低出力だとメンソール感が強く、高出力だとほぼマスカットの甘みが出たので30Wで吸ってました。VG値が低いので爆煙にはならないです。
まとめ
タバコ(紙巻き、加熱)の代わりにはならないと思います。何かを吸って煙が出ればそれでタバコやん、て方は全然OKですが
タバコとしてはイマイチな点
- ドロー(吸込む重さ)が軽すぎる
- ドローの時間もタバコに比べて短い。ボタンを押す長さ(加熱時間)が0.5秒程度と短く(1秒以上押すとこの機種はコイルが焦げやすくなるらしい)、味が出る間だけ吸ってもタバコのリズムではない
- キック(喉への刺激)がほぼ無い
ですが、従来のタバコとは違うものだと思えば結構楽しいです。
MiniQの残念な点
- 設定が非常にわかりづらい(初めてのMODで設定を理解するのに2日かかった)
- ペン型に比べ、リキッドの消費量がハンパない。コスパ悪w
- エアフローの調整が不明。閉める方向にやっても開ける方向にやっても変化がわからない
MiniQの良い点
- 爆煙
- 温度とW数の調整が出来る初級~中級レベルの本格的VAPE
- 味重視のリキッドに向いている(甘いものが好きな方はスイーツ系リキッドオススメ)
- これを吸っているとタバコの本数が減る(コスパはイマイチ)
私の今の環境では、タバコの代わりはペン型、このMiniQは気分転換や夜食代わりになっております(笑)
このお値段で調整機能が付いたMODですのでオススメです。
以上【AKKee 電子タバコ Vape e-cigarette MOD 温度管理 40W 爆煙 超高性能 スターターキット MiniQ (ブラック)】のご紹介でした。