今回は、OmarsのUSB充電器をレビューしたいと思います。
今の時代、USB接続で充電するものが多くなっています。そうなると同時に充電できる充電器が欲しくなりますよね?ネットでUSB充電器を探してみるとAnkerやAUKEY製のものが上位に出てきますが、今回はそれらよりも安く(ブラックならば2000円くらいで購入できる)購入できるOmarsの充電器を見ていきます。(有名な会社のものはレビュー数が多いでしょうし)
「安いからと言って飛びつくと、安全性に欠けている商品をつかまされることもあるからあまり買いたくない」という方もいると思うので、今回の商品が安心して使用できるかも含めてレビューしたいと思います。
パッケージ及び本体外観
パッケージと内容物
パッケージは、紙製のパッケージの中に段ボールが入っているという、AUKEYのものに似ているデザインです。
内容物は、充電器本体、ACコード、説明書と必要最低限のものが入っています。
ACコードはコンセントに差すプラグの部分の耐圧が125V10A、充電器に差すプラグの耐圧が250V2.5Aでした。コード部分は銅線の規格が18AWGなので8Aほどまで耐えられそうです。充電器のコードとしては十分ではないでしょうか。
説明書は英語のみで書かれており、日本語では書かれていませんでした。ページ数も少ないので、日本語に対応してくれればもっと良かったのになあと思いました。とはいっても、充電器の使い方は誰でも分かるので必要ないのかもしれませんが。
6つのiPadを同時に充電するなと書いてありますが、iPad以外でも充電時に大電流の流れるものを6つ同時に充電するのは避けたほうが良さそうです。
本体外観
今回は本体色がブラックのものだったので本体は黒色ですが、他にも本体色がホワイトの者もありました。
本体は写真で見ると直方体に見えるかもしれませんが、若干USB端子側に近づくほど厚みが無くなっています。
USB端子は差し込んでみたところ、きつすぎることも緩すぎることもありませんでした。普通のUSB端子です。中法左に白い点がありますが、これは充電器をコンセントに差した時に光る青色インジゲーターです。
ACコードを指す側には、入力/出力の仕様や、生産国が書いてあります。
「日本信邦電子株式会社」と書いてありますが、この会社が製造しているものなのでしょうか。
本体仕様
入力 | 100~240V 1.4A 50/60Hz |
出力 | 5.0V 12A(USBポート1つあたりMAX2.4A) |
サイズ | 縦102mm×横70mm×高さ29mm |
ケーブル長 | 1.5m |
使用してみて
使い勝手
各ポート当たり、最大5V2.4Aの出力ができるので、結構早く充電ができます。今まで使用していた充電器は最大1.8A出力だったので、充電しながら使用していてもバッテリーが減っていくということがあったのですが、この充電器を使用したところ、バッテリーが減るということはなくなりました。
全ポート同時に使用すると、5V2Aでの出力になるようですが、それでも急速充電は可能です。とはいいつつも、大体の人は2,4A出力が必要になる機器を6台も持っていないので、気にすることはないと思います。 画像ではUSB充電の製品を6台同時に充電した時のものなのですが、見てわかる通り、コードがぐちゃぐちゃになります。6台同時に充電できる充電器を使用するときは、コードの整理をすることが重要になりそうです。
また、大出力ですがQC(クイックチャージ)に対応していないのが残念です。最近の充電器やモバイルバッテリーはQCに対応しているものが多いので、いつかQC対応の6ポート充電器を販売してくれたらなあと思います。
コンセントに直で刺す方式の充電器でないことがこの充電器の良い点の一つだと思っています。直差しすると、周りのコンセントが使えなくなることがほとんどですし、USBケーブルが届かないなんてこともありますので。また、充電器をつなぐACコードは取り外しができるので、カバンに収納する際、コードの根元に負荷がかかって断線してしまうということはなさそうです。
発熱や音
充電器はCE、PSEマークなどがついているので、安全基準には到達していると思われます。(偽物のマークだったら困りますが…)充電器に耳を近づけてみましたが、ノイズはあまり聞こえませんでした。(かすかに「ジー」という音が聞こえます。)試しに先ほど画像にあったUSB機器6台を同時に充電してみましたが、本体は発熱はありませんでした。(出力60Wで試したわけではないので、スマホ6台やタブレット6台だとある程度の発熱があるかもしれませんが、スマホを6台持っているわけではないので試せませんでした。)60Wと大出力なので、本体の発熱が心配でしたが、心配する必要はほとんどなさそうです。
まとめ
今まで5V1.8Aの機器を一台だけ充電できる充電器を使用していたのですが、充電したいもの(スマートフォンやタブレット)が増えてしまったので、一台一台充電するのに手間がかかっていました。特に、5.3インチ画面のスマートフォンは、充電器の出力が足りないせいか、充電しながらスマートフォンを使用していると、バッテリーが減っていくということが起きました。この充電器は6台同時に充電ができ、かつ今までの充電器よりも出力が大きいので、とても満足しています。心配していた発熱もなく、安物の充電器にありがちなうるさいノイズも聞こえないので、今も安心して使っています。値段もブラックは2000円を切っているため、Ankerなどの有名企業のものと比べるとコストパフォーマンスは高いと思います。ただ、QCに対応していないのが惜しいところです。3ポートの充電器でQCに対応した製品は販売しているようですが、6ポートのものはまだのようです。いつか販売してくれればなあと期待しています。
\ 10月11日限定 /