今回はPopskyスタイラスペンのレビューをしたいと思います
私は今までスタイラスペンというものを使ったことはなく(DSのタッチペンなら使ったことがありますが)、一度試しに使ってみたいと思っていました。今回は使用した感想と良い点、悪い点を挙げてレビューしたいと思います。
パッケージ及び本体外観
パッケージと内容物
パッケージは写真の通り、黒色の化粧箱でした。左上に商品ラベルが張ってあったのではがしたのですが、綺麗ににはがすことができず、跡が残ってしましました。また、開封する際、もう一つのラベルをはがさなければならないのですが、そちらのほうも化粧箱の材質のせいか、ラベルの粘着力のせいかわかりませんが、はがし跡がたくさんできてしまいました…パッケージを再利用することはないので気にしませんが、こういうことに神経質な人はご注意を。
内容物は、スタイラスペン本体と、充電用USBケーブルのみのシンプルな構成です。説明書が入っていないのに驚きましたが、操作はペンについているボタンを押すことでON/OFFするだけなので、誰でも操作できます。
USBケーブルは、USB A端子と、USB MicroB端子のごく普通のUSBケーブルです。長さは30cm程です。
本体外観
全長約145mm(キャップをUSB端子側に装着したときは全長約160mm)、直径約12mmと普通のシャーペン・ボールペンほどの大きさです。キャップ部分にクリップがついているので、胸ポケットなどに引っ掛けておくことができます。ボディの触り心地はなめらかで、黒色の本体は高級感があります。
全体の重さは約25.5gで普通のシャーペンより少し重いです。スタイラスペンを握っているとき、ペンの後ろ側に重心があるので、少し書きにくいと思う方がいらっしゃるかもしれません。(自分は気になりませんでした。)
ペン先は1.2mmと細く、細かい絵や文字を書く時でも難なく使えます。Amazonの商品説明にはペン先はPC(ポリカーボネート)素材でできていると書かれていますが、先端の金色の部分は金属でできているようにしか思えません。これが原因で画面に傷がつかなければいいのですが。画面に保護シートを張っていないときには使わないほうが良い気がします。
キャップ側には充電なしでも使える丸いペン先がついています。使用してみると、こちらはお絵かきなどではなく、スマホのホーム画面での操作や、ゲームでの操作など大きめのアイコンをタップするのにもってこいのペン先だと思いました。
グリップはあくまで滑り止め用ということで、シャーペンによくある、ぷにぷにとした感触ではないのでご注意を。(それを期待して買う人はいないと思いますが…)
極細ペン先の反対側には、充電用MicroUSB端子がついています。こちらの端子は、どうやらスマートフォンやその他MicroUSB端子を持っている機器で使われているUSBコネクタを使用せず、電気的に接続される端子部は内部の基板を、MicroUSB(オス)を保持するための周りの部分は本体のボディと同じ素材を用いて作られているようです。
イラストにすると下のようになります
なので、このMicroUSBコネクタの耐久性は、ボディの素材の耐久性または基板の耐久性と同じなのです。おそらく、基板上に印刷されている回路パターンが摩耗したら使えなくなると思うので、耐久性は期待できないのではないかと思います。しょっちゅう充電するものではないから、コストを抑えるためにこのような仕組みにしたのでと思いますが、できればちゃんとしたものにして欲しかったと思います。
使用してみて
試しに書いて(描いて)みた
試しにスマートフォンにこのスタイラスペンを用いていろいろと書いてみました。
細かい絵も描けるよということを伝えたかったので上の写真のような絵を描いたのですが、下手すぎて読者に伝わっていないような気がします… ですが、指で書くよりは格段に書きやすいことはわかってもらえたでしょうか。
指先で書くときは、指が太いせいで、指の腹の部分でタッチしているのか、指の先のほうなのか、という風に指のどこでタッチしている判定が起こっているのかわからないことが多く、絵は描けたものではありませんでしたが、極細ペン先ならばタッチしている場所がよくわかるので、細かい絵も描けました。
続いて、スタイラスペン極細ペン先→スタイラスペン丸形ペン先→指先の順で、「スタイラスペン レビュー つくし」と書いた画像を張っていきます。
スタイラスペンで書いていたほうがきれいに書けるように見えましたか?ちなみに、丸形のペン先は中が空洞でペコペコするため、「スタイラスペン」の「ン」が繋がってしまいました。丸形のペン先で文字を書くのは少しやりにくい気がします。
充電すると
充電してみると、充電中は赤色にスイッチ周りが点灯します。
また、充電が完了すると、緑色に点灯します。
また、充電しながらでも使うことができました。ただ、コードが繋がれた状態では使いにくいので、しっかり充電してから使いましょう。
ちなみに、充電しながら使おうとすると、スイッチ周りの光が混ざって綺麗です。
良い点と悪い点
良い点
まずは、絵をかいたり、細かなアイコンをタッチするときに、指先でやるよりも、スタイラスペンの極細ペン先でやったほうがやりやすいことですね。また、丸形のペン先のほうも、絵は描きにくいですが、充電せずに使えることと、ホーム画面やゲームでの操作がしやすくなるので良いと思いました。
悪い点
悪い点は、本体外観の欄で書いた通り、充電端子の耐久性が心配なところです。そして、MicroUSB端子を抜き差しするとき、少し力が要るのも悪い点かなと思いました。ペン先で画面が傷ついてしましそうなところも欠点ですね。(保護シートを張っていれば回避できそうな欠点ですが)
まとめ
こちらのスタイラスペンはUSBコネクタの耐久性の不安など、悪いところがいくつかありましたが、充電を除いた通常使用の場合は、使い勝手がいいということがわかりました。私は画面の小さいスマートフォンを持っているので、画面のボタンが小さくて、指でタップしてもなかなか反応してくれないことがありましたが、スタイラスペンを使うことで、楽にタップできるようになりました。Amazonのレビューを見ると、機種によって反応が鈍いものがあるそうです。今回絵を描くのに使ったスマートフォンはXperia Z5 Compactですが、こちらの端末では難なく使えました。このようなスマートフォン・タブレット端末用のスタイラスペンはいくつも販売されていますが、今回のレビューが商品選択の参考になればと思います。
\ 10月11日限定 /