最近の中華スマホ、タブレットは高性能で低価格のモノがたくさんあります。
日本でも通販サイトで購入することが出来、年々身近なデバイスになりつつあります。
今回は、去年デビューしたスマホですが最近手元に届きました、
【Vernee Mars Pro】をレビューしたいと思います。
海外通販GearBest:Vernee Mars Proスマートフォン
パッケージ内容
- EUプラグ仕様充電器
- USBケーブル(タイプC)
- SIMピン
- マニュアル
- 本体
〇EUプラグは当然日本で使わないのでご家庭にある充電器をお使いいただくか、プラグ変換アダプターをご使用下さい。
〇USBケーブルは最近の新機種に多いTypeCですが、充電スピードが圧倒的に早く、これに慣れてしまうとTypeBがものすごく遅く感じます。
〇SIMピンですが長さが色々あるのはご存知でしょうか?
ちなみに上からSIMアダプターに付属していたもの、他メーカーのスマホに付属していたもの1、Mars Proに付属していたもの、他メーカーのスマホに付属していたもの2となりますが、一番下の長いヤツ使用のスマホは、他の短いのでは代用出来ませんでした。
もしSIMピンを紛失してしまった、長さが合わないという時は、
ゼムクリップをこのようにしてSIMピンの代用になりますので参考までに
〇マニュアルはEUプラグが入ってるからでしょうか?英語、ドイツ語、ロシア語、フランス語、スペイン語、イタリア語の6か国語仕様でした。
スペック
OS | Android 7.0 |
Soc(CPU) | Helio P25 Octa Core 2.5GHz |
RAM | 6GB |
ROM | 64GB |
ディスプレイ | 5.5inch、1920 x 1080Pixel(FHD) Corning Gorilla Glass 3 |
カメラ | フロントカメラ 5.0MP(500万画素) バックカメラ13.0MP(1300万画素) |
SIMカード | DSDS nano+micro microSD(TFカード)最大256GBまで対応 |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n |
2G | GSM 850/900 / 1800MHz |
3G | WCDMA 900(BAND8) / 2100(BAND1)MHz |
4G | FDD-LTE 2100(BAND1)/1800(BAND3)/2600(BAND7) / 800(BAND20)MHz |
Bluetooth | 4.0 |
バッテリー | 3500mAh リチウムイオンバッテリー取り外し不可 |
GPS | GPS、A-GPS、Glonass |
センサー | 周囲光センサー、Eコンパス、重力(加速度)センサー、ジャイロスコープ、ホールセンサー、近接センサー、タッチセンサー |
サイズ | 15.1 x 7.4 x 0.76 cm |
重さ | 161g |
音楽フォーマット | AAC、AMR、FLAC、MP3、WAV |
ビデオフォーマット | 3GP、H.264、MPEG4 |
その他 | 多言語(日本語)対応、Google Playストア対応、指紋認証、解除、OTG、TypeC、フルメタルボディ |
外観仕様
裏面
カメラ、フラッシュ、各部名称が記載されたシールが貼ってあります。上にイヤホンジャックがあります。
右サイド
上よりボリュームボタン、電源ボタン、指紋認証センサーとなっております。
指紋認証センサーがこの位置に付いてるのがVernee Mars Proの特徴ですが、場所的に右手親指用?と思えなくもないですが、左中指でも認識します。
左サイド
SIMスロットのみ
SIMトレイですが、奥側(右)SIM1がmicro、手前側(左)SIM2がnano、または microSD用となっています。
トレイには2つのカードしか乗らないので
microSDを使うと利用出来るSIMは microのみとなります。DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)は出来ません。nanoSIM利用の方はアダプター付けてmicroサイズにすれば使用出来ると思います。
スピーカー
音は普通・・・の範囲かと思います。イヤホンでもスピーカーから出た音も音質的にさほど変わらず、スピーカーから出た音はスピーカーが片方しか無いためか、音が広がらない印象を受けました。
フロント部分
写真では写ってませんが、レシーバ右側に通知LEDがあります。
カメラは最近の中華スマホに多いダブルレンズタイプではなく、両面シングルレンズです。(ダブルレンズだからキレイに撮れるというわけではないです。)
起動・設定
海外通販GearBest:Vernee Mars Proスマートフォン
日本語対応で安心
正直これはホッとします。ブランドによっては日本語そのものが削られているので。
このMars Proのように基本のOSがAndroidであれば、ブランドのオリジナルUIが入っていてもかなりの部分が日本語になります。
Google Playストアに対応
中華スマホのブランドで注意が必要なのは標準のAndroid OSが入っているか、日本語削られてないか、Playストア対応してるか?ですかね。アカウント乗せてアプリの復元に必須です。
ユーザーインターフェイス(UI)
2、3自分で入れたアプリが入ってますが、デフォルトではブランド独自のアプリは無く、実にあっさりした感じです。
ギャラリーが無い
もちろんフォトでも代用は出来ますし、アプリを探せば便利な物はいくつも見つかるでしょうが、Androidと何年も付き合ってきて今までのデバイスには当たり前のように必ずあったギャラリー。私は無いと不便です。
ナビゲーションバー
今までのスマホはここに指紋認証センサーがあるタイプ以外は全部、ナビゲーションバーがこの部分にあって画面が広々使えたのですが、残念ながらナビゲーションバーは画面内表示です。
もちろん画面内のナビゲーションバーを消すことも出来ますが、ナビバー出てる状態でゲームやると5インチサイズのスマホですか?ってくらい画面が小さく感じます。
左右ボタンの入れ替えはもちろん、他にもカスタマイズ機能があり、
この矢印ワンタッチで
ステータスメニューが出て来ます。以外と便利ですw
対応周波数(バンド)について
docomo softbankは使えるエリアに注意!auは使えない。
auは通話、LTE通信ともに ×
SoftBank 通話 〇 LTE通信 エリア限定
docomo 通話 △ LTE通信 エリア限定
SoftBank、docomoに関しては、サービス提供エリアマップが公開されていますので、ご利用の地域が対応エリアか確認の上、ご利用下さい。
docomo系の格安SIMを利用しておりますが、私の行動範囲が提供エリアなので問題なく使えています。
所持している他のスマホと比べてですが、4Gが少し掴みにくい感じがします。
バッテリー
3500mAh(取り外し不可) 一般的には十分強いです。普通に使っていれば1日以上もちます。急速充電対応。私はゲーム含めての稼働時間が多いので1日ギリギリです。
カメラ
前面カメラ 500万画素 背面カメラ 1300万画素
背面カメラの画素数は最近では1800万画素とかそれ以上もありますが、キレイに撮れる撮れないは公表数字や画素数の大きさだけでは判断出来ません。(1000万以下はあまりキレイとは思いませんが)手持ちのスマホでダブルレンズ1300万+200万のスマホよりもこの機種はずっとキレイに撮れます。カメラの性能はかなりイイと感じました。
前面カメラ500万画素、少ない・・・と感じますが、いいお歳になると自撮りで細部までキレイに撮れることがいいわけではありませんwまた、中華スマホは日本で流通している自撮りに超特化(別人クラスまでいってしまうような)したようなモノは無く、この機種に関してはビューティーモードは非搭載(少しもごまかす機能が無い!)なので女性の自撮りには不向きです。
デフォルトの設定に注意
カメラ機能はどの機種でも大体そのまま使えるものですが、この機種は最初に設定をご確認下さい。何故なら
シャッター音がビビるほどデカイ音が鳴る!
過去にシャッター音が大きめだなぁと思った機種はありましたが、これはシャレにならないクラスの音がします。
設定→音→音声強化→ブースターをオフ、で解消します。
手ブレ補正がONになってない!
今まで出会ったデジカメ、ガラケー, etc.・・・カメラ機能はデフォで手ブレ補正がONになっていたので、まさか手動でONにしないといけないなんて・・・これに気付いたのは結構経ってからです。ここにUPした写真の中にも拡大して見るとブレてるやつもあります。上の写真は手動でONにした後のスクショです。
オートフォーカスが超速い!
これは感激でした!すぐピントが合います。
その他の機能
撮影モードはオート他、夜景、パーティー等、日本語で書いてあるのでわかりやすいです。
上の写真のRAWという機能ですが、普通写真は圧縮されてjpgに処理されますが、RAWは圧縮がなく、情報量が多いまま保存されるようです。興味がある方はググってみて下さい。
パフォーマンス
AnTuTuのスコア80000オーバー
AnTuTuのスコアです。あくまでも目安ですが。
これがミドルハイスペックスマホだとすると、ミドルミドルクラスで10万出たスマホを持っているので(総合的な使用感はMars Proのほうが上)なんとも言い難いです。
でも5万台出れば大概のことはストレス無く出来ると言われていますので、3Dゲームガッツリやる以外は大丈夫かと。
実際3台ミドルクラスで同じパズルゲームやりましたがこの機種はヌルヌルでした。
ディスプレイの再生はかなりキレイ
動画再生もyoutubeの同じ動画を2台同時再生して比べましたが、細部までキレイに見れます。
Vernee Mars Proまとめ
少し残念なところ
- 対応バンドエリア内でも他機種に比べ電波を掴みにくい
- センサー部分が狭いせいか指紋認証がシビア過ぎる
- 自撮りには不向き
- ギャラリーが無い
- スクショを撮ると「空き容量が足りないため、保存出来ませんでした」とメッセージが必ず出る。空き容量は十分にあって実際は出来てるのに
- ナビゲーションバーが画面内表示
- Socの能力を活かしきれてない感じ
かなりイイところ!
- お求めやすい値段でHelio P25搭載、6GB・64GBのスペック
- 標準OSのためほぼ日本語になり、Playストア対応
- バックカメラの性能は良!接写でのオートフォーカスも超速い!
- Type-Cで急速充電対応
- 動画再生は細部までかなりキレイ
- ミドルクラスの比較でいえば、ゲームの操作性、再生能力共にかなりイイ(Amazon TV Stickで見ると他の機種より全然滑らかでキレイ)
通信面ではイマイチなところも多いですが、ヴィジュアル面ではかなりイイと思います。ゲームメインのサブ機として活躍中です。
以上、Vernee Mars Proのレビューでした。
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